保湿成分を肌に与える優先順位



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乾燥し、肌荒れした肌に保湿成分を与える優先順位

「セラミドが最優先!」というわけではない。

肌のうるおいは、皮脂・天然保湿因子・セラミドなどの細胞間脂質の3つの保湿物質によって保たれています。

しかし、この3つの保湿物質が加齢や間違ったスキンケア、湿度の低下などの原因によって減ってしまうとバランスが崩れて肌の乾燥が始まります。

特に冬になると湿度の低下で肌の水分が奪われ、寒さによる血行不良で皮脂の分泌量が低下したり、肌のターンオーバーが乱れてセラミドの産生量が落ちるといったことが起こるので1年のうちでも最も肌が乾燥しやすくなります。

カサカサやツッパリ感ぐらいであればいいほうで、ひどくなると甲羅のように皮膚がひび割れたり、かゆみがでて夜眠れないといったこともでてきます。

このように乾燥し、肌荒れした肌に対して行う保湿にはきちんとした手順があります。

まずは、セラミド補給よりも皮脂膜を作ることが優先!

かなりひどい乾燥肌の場合はまずはセラミドで保湿する前に皮脂の代わりになる油分を補って疑似的な皮脂膜をつくることが大切です。

乾燥してめくり上がった角質層からはどんどん肌の水分と保湿物質が流出して乾燥が進んでしまうため、まずは油分で疑似的な皮脂膜をつくってフタをすることで水分と保湿物質の流出を止めないといけません。

ワセリンやホホバオイルなどの植物オイル、馬油などがこういうときは役に立ちます。

水分蒸発をブロックする保湿を1週間~10日も続ければだいぶ肌の調子も落ち着いてくると思います。肌が落ち着いたのを確認してから セラミドをはじめとした不足または減少してしまった肌の組成成分を補給していきます。

この保湿の順番は肌荒れがひどい場合も同じです。

化粧水がしみてしまうという肌状態も角質層がめくれあがって肌のバリア機能が著しく低下している状態なので、まずは水分蒸発と保湿物質の流出をブロックする保湿を行うのが最優先。 肌が落ち着いてきてからセラミドを補給し、肌の水分保持力を高めていくようにします。

植物オイルを塗ってからセラミドを補給するのが効果的!?

スキンケアの基本的な順番としては化粧水→美容液→乳液・クリームと油っぽいものは後に使うのが鉄則になっています。

しかし、純度の高いホホバオイルなどの植物性オイルの場合は話は別で、化粧水の前に使うことでそのあとに使うスキンケア化粧品の浸透を促すことができます。

いわゆるブースター効果というものです。

植物性オイルそのものにもかなりの栄養分が入っていることもあって、洗顔後にホホバオイルなどの植物性オイルを使い、そのあとはセラミド配合のクリームを塗って スキンケア終了という極限まで手間を省いたシンプル保湿を実践している人を知っていますが、その人、超美肌です。

スキンケアに手間暇かけるというのも、肌を触る回数が多い分、刺激になるので良くないことは確かです。だからオイルで有効成分の通り道をつくったら肌触りが一番 柔らかいクリームだけを使って保湿するというのは実は理にかなっているといえばかなっているんですよね。

極力、肌への刺激を少なくしながら、皮脂とセラミドを補給するすぐれた保湿方法なので気になる人は試してみてください。